皆さん、こんにちは!
私の通っている学校ではこの前、文化祭がありました。
私たちのクラスでは、出し物でおばけ屋敷をして無事大成功。
教室の狭い空間だったのですが、十分にお客さんにも怖がってもらえたようです。
意外とネットに情報がなかったので、中学校や高校でおばけ屋敷をする予定の方向けに、制作方法や用意するものなどを紹介しようと思います。
もくじ
おばけ屋敷をするために最初にすべきこと
おばけ屋敷を成功させるためには、まず下準備をしっかりとすることが大切です。
ここでは、おばけ屋敷をするために事前にしておいた方がいいことをまとめてみました。
コンセプトを決めよう
はじめにどのようなおばけ屋敷にするのかテーマやコンセプトを決めましょう。
ハロウィン風のおばけにするのか、それとも妖怪のようなおばけにするのか、それだけで内容もガラッと変わってきます。
どちらかというと、ハロウィン風のものは、仮装セットのようなものが多く販売されているので、衣装は揃えやすいかもしれませんね。
他にも何かクエスト要素のようなものも入れても楽しいかもしれません。
- 各ポイントに置かれたスタンプを押す
- 設置されたキーワードを繋げて合言葉にする
- お賽銭箱に硬貨を投げ入れる など
ちなみに私のクラスでは、わら人形を指定されたポイントに置いてくるというミッションがありました。
必要なものをまとめよう
次に必要なものをまとめましょう。
もし、教室でおばけ屋敷をするなら、ルートを作るためにダンボールと黒ビニール袋がたくさん必要になります。
他にも、おばけの仮装セットや装飾用の絵の具、懐中電灯なども考えないといけないので、会計を担当する代表がいたほうがスムーズに進むかもしれません。
私のクラスでは他にもこういったものも使いました。
- アルミホイル
- 紙粘土
- 暗幕
- ロウソクのランプ
- マネキンとカツラ
- ガムテープ 養生テープ
- 新聞紙
もし予算があるのなら、きちんと計算して経費を管理することが大切です。
特にガムテープなどのテープ類は、ダンボールを組み立てるのにたくさん必要になり、渡しのクラスでは6本ぐらい使ってしまいました。
仕掛けに必要なものを一緒に購入するために、リストアップを忘れずに!
アルミホイルは、窓に貼り付けて光が入るのを防ぐために使いました。
詳しくは準備の説明をする時に紹介します。
学校で禁止されている装飾などを確認しよう
学校によっては、文化祭で禁止されている装飾があったり緊急時のための避難経路を作るなどのルールがあったりするかもしれません。
きちんと準備を始める前に確認しておきましょう。
当日になって、残念だけど取り止め・・・といった指示をされたら悲しいですよね。
担任の先生や文化祭を実行する係、生徒会といった文化祭を運営する責任者に確認しておくことが重要です。
私の学校では、天井への装飾が禁止されていました。
他にも、避難経路の確保、通路へ蛍光反射テープを設置などといった指示もありました。
おばけ屋敷は楽しいですが、暗闇ですから危険もあります。
お客さんにも楽しんでもらえるよう、しっかりと安全にも配慮しましょう。
周回ルートを決めよう
どんなルートでおばけ屋敷を作るのかで、仕掛けなどの設置場所も変わってきます。
まず入り口から入って出口までのルートを一度、紙などに書いてみましょう。
通路の幅はきちんと確保して、道筋がしっかりと分かるようにしておくことがポイントです。
また机の数やダンボールの数なども考えないと、足りないといったことになりかねないです。
曲がり角を多くすることで、怖さを感じさせることが出来るのでおすすめです。
ですが、教室のスペースやおばけの数などを考えて、やりすぎには注意しましょう。
私のクラスでは、コの字型で教室の真ん中の方に、スタッフの待機場所を設置していました。
クラスメート全員に仕事を割り振ろう
こういった学校行事では、実行委員の人やクラスの代表、やる気MAXの人が張り切ってしまい、他のクラスメートを置いていきがちです。
みんなで協力して作り上げるからこそ、楽しいものになると思うので、クラスメート全員に役割を分担しましょう。
「何もしない」「やることがないから暇」といった人が出ないように、きちんと仕事を与えてあげましょう。
例えば、まずおばけ屋敷をする時の役割を決めてみましょう。
一部のクラスメートは、おばけをやりたくないという人もいるかもしれないので、配慮して考えて決めましょう。
- おばけ役をする人
- 受付で案内する人
- 呼び込みをする人
などなど、学校によっては他にも役割があるかもしれません。
うまく分担して、特定の人がすべての仕事をするといったことがないように注意しましょう。
おばけ屋敷どうやって作る?
コンセプトや役割分担がしっかりと決めれたら、早速準備に取り掛かりましょう。
役割を分担して準備をはじめよう
限られた時間で準備するわけですから、しっかりと計画を立てないと時間切れになってしまうかもしれません・・・。
準備でも役割分担をすることがとても重要になってきます。
準備ではこういった役割があるので、参考にしてみてください。
- 看板や装飾するものを作る
- ダンボールを組み立てる
- 怖がらせる仕掛けを作る
- 教室を暗くする
- 宣伝用のポスターなどを作る
装飾するものを作ろう
周りの雰囲気が怖い雰囲気を高めてくれます。
例えば、絵の具で手形を新聞紙につけてみたり、紙粘土を使って何かを作ってみたりしても良いかもしれませんね。
私のクラスでは、電球に色付きビニールのようなものを貼って、明かりの色を変えて少し暗めに調節していました。
ここは、アイデア勝負です。クラスメートと意見を出し合って決めてください。
ルートに沿って机を並べよう
周回ルートに沿って、机を並べてください。ロッカーなども使っても良いかもしれません。
イスがあるかもしれませんが、使う予定がない場合は、何処かへ移動しておいてください。
机を並べ終わったら、次は暗幕や黒ビニールを使って机を隠しましょう。
テーブルクロスのように被せて、テープなどで固定、その上にダンボールを乗せて壁を作ります。
壁を作るために、机を2段積みあげるのは絶対にやめましょう。
倒れてきたらメチャクチャ危険です、もしも地震が起きたら大変なことになります。
ダンボールを組み立てて黒ビニールを貼ろう
机ひとつだと、すぐに飛び越えれてしまいますので、壁を作るために机の上にダンボールを乗せます。
まず、ダンボールを組み立てて黒ビニールを貼ってください。
懐中電灯で照らされても分からないように、固定には黒いテープを使うことをおすすめします。
できたら、机の上に重ねて固定しましょう。高さはダンボールの大きさや数で決めてください。
教室を真っ暗にしよう
ルートが完成したら、次は教室を暗くしましょう。
まず窓にアルミホイルを霧吹きで水を使ってくっつけ、光が入らないようにしましょう。
その後、暗幕を養生テープなどでカーテンのように固定して窓側は完成です。
廊下側に窓があるのであれば、ダンボールを貼り付けた後に暗幕を使うのがおすすめです。
これで教室の電気を消して、真っ暗になればこのステップは完了です!
光が入ってきている場所がある場合は、そこにテープを貼るなどして対応しましょう。
おばけ屋敷におすすめ!
おばけ屋敷で気をつけたほうが良いこと
文化祭のおばけ屋敷です、絶叫スポットではありませんのでやりすぎには注意しましょう。
また、お客さんの中には小さな子供やご老人もいるかもしれません、驚かし方も考えてください。
ちなみに、仮装グッズはドン・キホーテなどに行けば大量に売っています。
文化祭は、学生時代の青春。
忘れられない思い出になるように、楽しみながら頑張ってくださいね。
以上。最後までお読みいただきありがとうございました!