みなさん、ブラウザはなにを使ってますか?
最近では、ChromeやFirefoxの他にもたくさんの機能を拡張したブラウザが無料で提供されています。
この記事では、私が厳選した5つの使いやすいウェブブラウザを紹介します。
Google Chrome
定番のやつです。日本国内だけではなく、世界中で人気度を誇るGoogleが提供しているブラウザ「Google Chrome」
私もChromeユーザーでiPhoneアプリ版も愛用しています。
Chromeの良いところ
データ同期機能
Googleアカウントでログインすることで、Cookieや閲覧履歴、ブックマークなどを簡単に同期できます。
同期することでWindowsやMac間でも、常に設定を同じ状態にすることができるので大変便利です。
豊富なアドオンやテーマ
なんといっても、アドオンやテーマを変更できるのが一番のポイントです。
アドオンで機能を追加することができます。例えば、Gmailの通知を受け取れるアドオンやスクリーンショットを簡単に撮ることができるものとか。
テーマも、アニメキャラクターや動物、風景写真など様々なものが公開されています。
AppStoreのようにChromeにもストアがあり、そこからアドオンやテーマを見つけることができます。

最高峰のセキュリティ
Chromeは、さすがGoogleが作ったブラウザだ。というほどにセキュリティに関しては最強です。
昔よく話題となったツールバーやアドウェアによってブラウザが汚染されることもありませんし、
安全ではないリンクや悪質な広告が含まれている危険なサイトを閲覧しようとしたり、ウイルスが含まれている可能性があるファイルをダウンロードしたりすると警告を出してくれます。
また、ほとんどのサイトがChromeの最新版をサポートしているのでサイトのデザインが崩れたりといったことはないと思います。
なので、あまりパソコンの知識がない方でも安心して使えるブラウザとなっています。
Chromeの残念なところ
メモリー消費が半端ない
機能が多いので、他のブラウザとは比べ物にならないほどに非常に重いです。
スペックがあまり良くない方は、アドオンをあまり多く入れないなどといった対策が必要になってきます。
そして、設定から以下の項目を外すと環境によっては少し重さが軽減されるかもしれません。
マウスジェスチャー機能がない
マウスジェスチャーというのは、マウスをクリックしながら動かすことでタブを閉じたりページを更新したりできる機能のことです。
この機能は、記事でも紹介しているFirefoxやOpera、Vivaldiといったブラウザには標準で搭載されている機能なのですが、Chromeにはないようです。
アドオンによって追加することはできるようなので、どうしても使いたい場合はアドオンを新しくインストールする必要があります。
評価
Firefox
キツネのロゴで有名な「Firefox」というブラウザです。
このブラウザはMozillaという企業が開発しているもので2002年から提供されている老舗ブラウザである。
Firefoxの良いところ
カスタマイズできるメニューとツールバー
ブラウザを開けるとスピードダイヤル画面が表示され、設定されたサイトやよく閲覧するサイトへ素早くアクセスすることができます。
カスタマイズすることで、よくアクセスするサイトやブログを登録できます。
Androidでも使えるアドオン機能
なんと、PC版だけではなくAndroid版のアプリでもFirefoxのアドオンを使用することができます。
Androidユーザーの方でアドオンを使いたい方にはおすすめのブラウザです。
アドオン機能は、iOS版には対応していないみたいです。。
スピード重視のブラウザ
メモリー消費が最適化されており、2017年に公開されたFirefox QuantumではWebページの読み込みや起動時間などが前バージョンと比べ大幅に向上したようだ。
また、スクリーンショットやPocketで後から記事を読み直すことが簡単にできます。
Firefoxの残念なところ
やっぱりChromeには勝てない
FirefoxとChromeは良い競い合いをしているが、まだスピードや機能面ではChromeが上回っている。
Firefox Quantumでは、パフォーマンスでの差を縮めメモリー消費や処理能力の差はあまり無いようです。
評価
Opera
あまり聞くことが少ない「Opera」というブラウザ。
広告ブロッカーや省電力機能、無料VPNなども標準装備の軽いブラウザです。
Operaの良いところ
なんといっても軽快
長い時間、ブラウザを起動しているとタブを閉じたりページの読み込みが遅くなりがちですが、
Operaはそんなに遅いと感じることがありません(個人の感想です)
また拡張機能などはありますが、広告ブロッカーやスピードダイヤル機能が最初から入っているという点では、あまり余分な機能が要らないという方にはおすすめかもしれません。
Operaの残念なところ
中国の企業が買収している
素晴らしいブラウザですが、2016年に中国の「奇虎360」という企業に買収されました。
実はこの企業、昔にLINEアカウントのリストを流出させたり、自作自演でウイルスを作成して真っ先に対応したと発表したりなど様々な問題を起こしていたようです。
これをきっかけに、日本人ユーザーが激減。Operaを使っているというユーザーはあまり見かけないようになってしまった。
評価
Vivaldi
最近、巷で話題になっているブラウザ「Vivaldi」
タブをたくさん開くユーザーや一部のエンジニアやプログラマーが愛用しているようだ。
Vivaldiの良いところ
自由度がとにかく高い
なんといっても長い時間、ネットサーフィンするユーザーの心をわしづかみにしてしまうだけあってその機能も素晴らしい。
- 簡単なメモ機能
- タブバーの位置変更とテーマ色の変更
- スピードダイヤル機能
- マウスジェスチャー機能
- タブのグループ化や並べて表示する機能
そして更に、Chromeの拡張機能をインストールすることもできる。
サポートが手厚すぎる
公式でフォーラムが用意されており、質問や提案などをすることができる。
他にも、お問い合わせメールだけではなくTwitterアカウントでも質問に回答してくれるようだ。
また、多くの日本人がコミュニティーを普及させているため日本語化も完了しており日本語の公式アカウントもある。
なので日本人でも不便なく使えるものとなっている。
Vivaldiの残念なところ
ブックマークや履歴の自動保存がない
Chromeのようにアカウントを使っての情報を自動で保存する機能はありません。
移行や同期したい場合は、一度インポート機能を使う必要があります。
他にも多くの修正が加えられ、更にパワーアップしたVivaldi、ぜひ使ってみてくださいね。 参考 Vivaldi 安定版2.0 リリースのお知らせVivaldiブラウザー日本語公式ブログ
日本語入力がバグることがある
元々は海外向けのブラウザだったため、日本語を入力するとIMEが若干バグる時があるようです。
この問題は、常にVivaldiへ報告してありアップデートで改善されるかもしれません。
評価
Firefox Developer Edition
Firefoxが提供しているWebデザイナーや開発者向けのブラウザ「Firefox Developer Edition」
黒をベースとした色で構成されており、目にも優しいブラウザになっています。
Firefox Developer Editionの良いところ
スクリーンショットが簡単に取れる
Firefoxでも利用できるこのスクリーンショット機能。
開発者にはとてもありがたい機能ではないでしょうか。
表示しているページ画面のみではなく、ページ全体のスクリーンショットも撮ることができます。
デベロッパーツールが見やすい
F12キーで表示することができるデベロッパーツールが日本語に対応しており、ソースコードやフォントなどをChromeに比べてとても見やすく表示することができます。
Firefox Developer Editionの残念なところ
クラッシュが起こりやすい
タブをたくさん開いたり、多くの処理を行うとクラッシュしやすいのが欠点です。
他のブラウザと比べて、応答なしになることが多い気がします。
評価
Firefox Developer Editionをダウンロードする
まとめ
この記事では5つのブラウザを紹介しました。
他にも「Waterfox」や「Kinza」など様々なブラウザがあるので自分の気に入ったものを見つけてみてください。